シーバース(海上桟橋)が見える風景

 

こんにちは。写真は、大分川河口の波止場から撮影した風景です。新日鉄の赤いシーバース(海上桟橋)と、右端には大分製鉄所の第一高炉が見えています。ここは釣り人がたくさん来るポイントですが、子供の頃から大分川沿いに住んでいた私にとっては、想い出が詰まった心の風景でもあります。

 

この大分川河口には、かつて国東の大分空港との間を往復するホバークラフトの発着場である大分ホーバー基地(地元での名称はなぜかホーバーです^^;)があり、1971年(昭和46年)から2009年(平成21年)まで38年間運航されていました。私はこの風景を見るたびに、ホバークラフトのエンジン音やプロペラ音と、海上を走る波しぶきの光景が頭の中に蘇ってきます。

 

今は別府湾を航行する船が時折鳴らす汽笛以外はとても静かで、何か物足りない気もしますが、のんびりとした今の風情もいいですね!

 

                   (文:病院職員W)