『海賊とよばれた男』を救った二十三銀行(現 大分銀行)

写真左上:©東宝 ©2016「海賊と呼ばれた男」制作委員会 右上:二十三銀行(現 大分銀行赤レンガ館)の大正時代の絵葉書、下:電車通りと二十三銀行の絵葉書(いずれも著者所収)
写真左上:©東宝 ©2016「海賊と呼ばれた男」制作委員会 右上:二十三銀行(現 大分銀行赤レンガ館)の大正時代の絵葉書、下:電車通りと二十三銀行の絵葉書(いずれも著者所収)

 

こんにちは。先日、百田尚樹著「海賊とよばれた男」という小説を読みました。来月の12月10日に公開される映画の原作にもなっていますが、その中で主人公の国岡鐵造(モデルは出光興産の創始者 出光佐三)が、大正12年(1923年)の関東大震災と昭和2年(1927年)の金融恐慌の際に、第一銀行(現在のみずほ銀行)からの貸しはがし(融資の突然の引き上げ)などに遭って会社が経営危機になったとき、その度に二十三銀行(後の大分銀行)が融資をして救済した話が載っていたことに、大分県人としてとてもうれしかったです。大分銀行は当院のメインバンクでもありますが、出光佐三を二度も救った歴史があることはこれまで知りませんでした。郷土の銀行に改めて敬意を表したいと思います (^^)/! 。

                      

                        (文:森本)