大分城址公園整備・活用基本計画検討委員会の市民委員に選ばれました。

大分城址公園の東側の写真です。中央の石垣の上には「御三階櫓」があり、府内城築城時には天守の役割も果たしていました。その両脇には二階櫓が合計で4基も見え、左遠方には大分市役所が見えています。
大分城址公園の東側の写真です。中央の石垣の上には「御三階櫓」があり、府内城築城時には天守の役割も果たしていました。その両脇には二階櫓が合計で4基も見え、左遠方には大分市役所が見えています。

 

こんにちは。11月中旬になって、朝や夕方はめっきり寒くなってきましたね。寒暖の差が激しくなったために、体調を崩される方が増えているようです。インフルエンザ予防接種も始まっていますが、どうぞお体をご自愛ください。

 

ところで先日、『大分城址公園整備・活用基本計画検討委員会』の市民委員に選定されました。きっかけは、府内城や郷土史に関する私のフェイスブックやブログを大分市長の佐藤樹一郎さんがお読みになって下さり、半年ほど前に市役所に呼ばれてお話しに行ったことが始まりです。その後、上記委員会の立ち上げがあり、行政や専門家に加えて市民委員を公募するとのお知らせを頂き、申し込みしたところ、幸いにも採用されることとなりました。

 

先週第1回目の会合があり、城郭研究が御専門の熊本大学名誉教授の北野隆先生が委員長となり、行政、学識経験者、関係団体から9人、市民から6人の委員からなる委員会が発足しました。これから市民へのアンケート調査を行いながら、大分城址公園の整備計画を2か月に一度の割合で話し合う会議を来年度まで行って、市長さんに具体案を答申するという運びになります。私は子供のころから「郷土史マニア」ですが、そのことに関するこれまでの周囲の反応は『変わり者』というイメージを持たれることがほとんどで(^^;)、今回のように世の中にお役に立ちそうな活動へのお声がけを、行政からして頂いたことは初めてなので、とても嬉しいです。

 

現在、このHPで『回想法に役立つ大分の風景』というページを設けて、高齢者の方々とのコミュニケーションツールとして使っておりますが、先日から府内城と周辺の写真を多数追加して解説をつけております。ご興味がある方はご覧ください。なお、11月7日(土)の第78回の大分県医学会(豊後大野市主催)でも「大分における Narrative Based Medicine~医療方言と回想法によるアプローチ~」として上記ページを紹介発表させていただき、座長の先生や聴衆の方々から温かい反応を頂きました。今後とも医療を主体としながら、地域のみなさまが笑顔になる活動ができればと思います。

 

                       (文:森本)

 

参考サイト

大分城址公園整備・活用基本検討委員会の市民公募委員が決まりました。