なんでも医のつぶやき② 『なんでも医と専門医の連携 その1』

 

こんにちは!(^-^) 

 

今回はこのエッセイのタイトルである、『なんでも医』についてお話ししたいと思います。前回の①でお話ししましたように、私は昨春まで様々な専門医がいる大学病院や基幹病院に所属して、その中で医療や研究・教育をしておりました。現在は上記の左の図のように当院で、いわゆる『なんでも医』として医療全般に取り組んでいます。世間では「総合診療医」、「プライマリ・ケア医」、「家庭医」などと称されることもありますが、『なんでも医』という言葉の方が中身がよく伝わる印象です。なお、今はやりの(?)『総合〇〇専門医』というような名称は、患者さんにとっては狭義の専門医との混乱の元であり、私見ながらなんでも医は医師資格で十分と思います。ただ、地域のなんでも医にはそれなりの技能や診療スタイルが必要とされると感じます。(続く)

           

                           (文:森本)