冬場の食中毒に注意(その2)

こんにちは!

 

最近めっきり寒くなってきました。寒くなると、夏場に比べて食品の管理が甘くなりがちです。

また、11月から1月にかけては「ノロウイルス食中毒予防強化期間」となっていますので、ノロウイルスの予防記事第2弾です。

 

ノロウイルスによる食中毒予防のポイントは

 

①調理する人の健康管理をする

・普段から感染しないように食べ物や健康状態に注意しましょう。

・おう吐や下痢などの症状があるときは、食品を直接扱う作業を避けましょう。

・症状があるときは、早めに受診しましょう。

 

②手洗いをする

・手を洗うタイミングは、調理をする前、盛り付をする前、トイレ後などです。

・指先、指間、爪や親指周囲、手首など汚れが残りやすいところを洗いましょう。

 

③調理器具の消毒が効果的です

・調理器具は消毒液(次亜塩素酸ナトリウム希釈液)で十分に消毒しましょう。

・消毒液がない場合は、熱湯消毒(1分以上)が有効です。

 

次亜塩素酸ナトリウムは「塩素系漂白剤」に含まれています。使うときは、20mLのキャップに約5杯の漂白剤を6Lの水で薄めて使います。安価で購入することができますが、使った後に変色することがあるので注意が必要です。

 

ノロウイルスは感染力が強く、集団感染につながりやすい食中毒です。

冬場だからと油断せず、食品の管理にも気をつけましょう!

 

                          (文:栄養課職員)